2024.01.11地域包括支援学科

「2023年度地域包括支援実習報告会」及び講話を開催しました(2023/12/16)

12月16日(土)10時から12時まで長崎純心大学江角記念館(長崎市文教町)にて「2023年度 地域包括支援実習報告会」及び講話を行いました。

地域包括支援実習報告会

本学地域包括支援学科の1年生から3年生が今年の夏に参加した「長崎地域医療セミナー」や長崎市地域包括ケアシステム推進室の方にお越しいただいた学内実習の成果をまとめ、報告しました。
実習生12名以外にも、本学学生2名、他大学の学生1名、高校生1名、本学教員4名、長崎大学医学部教授1名の計20名が参加しました。

学生たちは後期の授業において、班で検討しながらスライドの内容を工夫し、何度も修正を重ね、当日は限られた発表時間の中で自分たちの学びを分かりやすく伝えることができていました。

地域包括支援実習報告会の感想

  • 報告会リハーサルを行って先生からのアドバイスをいただいてから、より分かりやすく理解が深まる発表になったと思った。まだ、自分の経験でおわっている部分があったので、その経験からの学びをどう捉えて考えるかが必要だと思った。(地域包括支援学科2年生)
  • 今回の報告会では、さまざまな視点から多職種連携や五島の魅力、これからの医療福祉について学ぶことができました。五島の中でも班で分かれたことから、訪れていない島の診療所や施設、自然の様子を知ることができました。今回の知識や経験をこれからの授業や実習に生かしていきたいと思います。(地域包括支援学科1年生)
  • 多職種連携に興味があったのですが、実際話を聞くことにより興味を深めることができました。実際に参加してこれから学びを深めていきたいと思いました。(高校3年生)

講話

報告会終了後には本学の卒業生であり、日本赤十字社 長崎原爆諫早病院訪問看護ステーションに勤めている山中聖奈先生にお越しいただき、「地域包括支援実習の学びの意義―これまでの学びについて―」という題のもと、講話をしていただきました。

山中先生は学生時代に「地域包括支援実習」を受講し、その後、「長崎地域医療セミナー」の企画・運営をする学生実行委員としても活躍していました。その経験が現在、どのように活かされているのか、学生時代どのような気持ちで参加していたのかということを分かりやすく話していただきました。

会の終了後には学生たちが山中先生に質問に行き、現場での実践や大学生活でやっておくべきこと等、積極的に交流を深めていました。

講話の感想

  • 自分たちが行ってきたことがどれだけ貴重な体験であったかということを改めて感じることができた。これから社会に出ていくための糧にしたいと思う。(地域包括支援学科1年生)
  • 山中さんの講話を聞いて、社会人になってからも大学で学んだことやセミナーが活用されていることがわかりました。学生のうちから講義や実習を通して学び、考えることが大切だと感じたので、これからも学んでいきたいと感じました。(地域包括支援学科3年生)
  • 2年間実行委員をしていたことを聞いて驚きました。地域包括支援実習に参加したことや実行委員をした事、大学での授業が就職先で役立っていると聞いて一つ一つの授業を大事にしていかないと行けないと感じました。(地域包括支援学科2年生)