本学では、教育評価・改善の一環として、卒業生及び卒業生の就職先等に対する調査を実施しています。

調査により、卒業生のキャリアの状況を把握するとともに、本学の卒業認定・学位授与の方針と教育課程編成・実施の方針に則した学修成果が得られているかを点検します。また、社会の要請に応えているかの検討も行い、本学の教育改善へつなげてまいります。

調査概要・結果

2025年度実施

調査方法 個人へのインタビュー

調査対象 こども教育保育学科

  • 卒業生が在職する24園の卒業生(卒後1年~23年)32名
  • 卒業生が在職する園の職員5名
調査日 2025年6月10日(火)

回答(抜粋)

1.長崎純心大学で学んだカリキュラムが現在の仕事に活かせていると思いますか、どう活かせていますか。
  • ピアノや表現活動の技術習得。また、その授業方法が効果的であり実践力につながっている。
  • 子どもの発達段階の特徴についての学びが、子どもに合った声かけなどに活かされている。
  • 大学の行事、エキシビションで目標を立てること、計画すること、練習することを学んだ。
  • カリキュラム全体を通じ実践力が身についた。
  • 挨拶や仕事への姿勢・態度など職場環境を良くする力が身についた。
  • 「いやなことはわたくしがよろこんで」のモットーが身についている。苦手なこともやってみるという心。
2.現在の仕事をする中で、在学中学習しておけばよかったと(学んだがもっと深く)思う科目や領域はありますか。
  • 心理学、子どものこころの発達、保健について。授業を受講しているときはその重要性を意識できていなかった。
  • 配慮を必要とする子どもの理解とその対応方法について。
  • 保護者の理解とその対応方法について。
3.大学卒業時までに学生が身につけておいてほしい学力や技能、また求められる資質とはどのようなことだと思いますか。
  • 保育対象者である子どもだけでなく、保護者や職場・同僚とのコミュニケーション力。
  • 読む、書く、話すという基本的な力は保育のあらゆるシーンで必要な力。
  • 学ぼうとする姿勢、分からないことを聞く・相談できる素直さ。
  • 社会で起きていることに興味関心を持つこと、挨拶やマナー。
  • 保育者としての知識や技術の習得と職場で活かす実践力。
  • 情報発信にSNSを活用する場面が増えたことによるデジタルスキルの習得。