報告書

事業報告書

事業報告書 平成29年

平成28年3月〜平成29年1月
平成29年3月発行

掲載内容

  • I 調査研究
  • II 学会発表
  • III 地域協議会等との協働
  • IV 地域講座等とへの参加
  • V 地域包括ケア論・共修授業
  • VI リサーチマインドに繋がる主体的学びの展開
  • VII 各種委員会

事業報告書 平成28年

平成27年3月〜平成28年2月
平成28年3月発行

掲載内容

  • I 学会発表
  • II 研究会・講演会
  • III 地域包括ケアシステムに関する学会等への参加
  • IV 長崎県内地域包括ケアシステム施設視察
  • V 地域包括ケア論・共修授業
  • VI 主体的学びの展開~リサーチマインドの醸成~
  • VII 各種委員会

事業報告書 平成27年

平成26年10月〜平成27年3月
平成27年3月発行

掲載内容

  • 1 全国調査「地域包括支援センターにおける業務実態等に関する調査」
  • 2 研究会・講演会
  • 3 共修科目(NICEキャンパス長崎)
  • 4 平成26年度第2回長崎地域医療セミナーin GOTO
  • 5 地域包括ケアシステムに関する学会等への参加
  • 6 長崎県内地域包括ケア施設視察
  • 7 長崎県外地域包括ケア施設視察
  • 8 ドイツ地域包括ケア視察
  • 9 各種委員会

調査研究報告書

調査研究報告書 平成29年

平成29年3月発行

掲載内容

  • ・平成28年度 地域包括支援センターに関する全国調査結果の概要
  • ・平成28年度 地域包括支援センターに関する全国調査結果の概要
    -地域ケア個別会議の開催要件に関する自由記述分析 –
  • ・平成28年度 地域包括支援センターに関する全国調査結果の概要
    -地域ケア推進会議の開催要件に関する自由記述の分析 –
  • ・地域包括支援センターに関する全国調査結果の概要 -地域包括ケアの推進要件に関する自由記述の分析-
  • ・平成28年度 地域包括支援センターに関する全国調査結果の概要 -認定社会福祉士に関する自由記述の分析-
  • ・「地域包括支援センターにおける業務実態等に関する調査」における自由記述のリスト
  • ・調査票「地域包括支援センターにおける業務実態等に関する調査

調査研究報告書 平成27年

平成27年3月発行

掲載内容

  • ・地域包括支援センターに関する全国調査結果の概要
  • ・地域包括支援センターに関する全国調査結果の概要
    -地域ケア会議の主たる構成員に関する自由記述の分析-
  • ・地域包括支援センターに関する全国調査結果の概要
    -地域ケア会議の開催要件に関する自由記述の分析-
  • ・地域包括支援センターに関する全国調査結果の概要
    -地域包括ケアの推進要件に関する自由記述の分析-
  • ・「地域包括支援センターにおける業務実態等に関する調査」 における自由記述のリスト
  • ・調査票「地域包括支援センターにおける業務実態等に関する調査

研究

調査研究

平成23年の介護保険制度の見直し以降、地域包括支援センターを基軸とした地域包括ケアシステムの構築が期待されております。
地域包括ケアシステムの実施には、高齢者個人に対する支援の充実と、それを支える社会基盤の整備とを同時に進める「地域ケア会議」が重要な役割を担っております。そして、その主催には市町村または地域包括支援センターが位置づけられています。

そこで、本センターでは調査研究活動の一環として、地域包括支援センターの現状と課題を明らかにするために、全国の地域包括支援センターを対象に調査を実施。回収された調査票に対しコーディング作業、データ入力、データクリーニングを行い、統計的分析を行いました。作業には、本学学部生及び大学院生の協力を得ています。

県内外地域包括ケア体制視察

当センターでは、地域包括ケアの取組状況を把握するため、県内外の地域包括ケア施設の視察を行っております。

2013(平成25)年度

県内の主な視察地

  • 佐々町地域包括支援センター
  • 島原市地域包括支援センター
  • 五島市地域包括支援センター
  • 上五島町地域包括支援センター
  • 壱岐市地域包括支援センター
  • 対馬市地域包括支援センター
  • 平戸市民病院
  • 上対馬病院
  • 長崎大学医学部離島医療研究所他

県外の主な視察地

  • 板橋区健康生きがい部おとしより保健福祉センター (東京都)
  • 板橋区医師会在宅医療センター (東京都)
  • 練馬区高齢者相談センター (東京都)
  • 富士宮市地域包括支援センター (静岡県)

2014(平成26)年度

県内の主な視察地

  • 長崎県いづはら病院
  • 佐々町地域包括支援センター
  • 対馬市地域包括支援センター
  • 島原市地域包括支援センター
  • 特別養護老人ホーム只狩荘
  • 新上五島町地域包括支援センター

2015(平成27)年度

県内の主な視察地

  • 在宅総合支援センター リバティ
  • 佐々町地域包括支援センター
  • 壱岐保健所
  • 東彼杵町地域包括支援センター
  • 介護老人保健施設 光風
  • 大村市地域包括支援センター
  • 光武内科循環器科病院
  • 雲仙市地域包括支援センター
  • 壱岐市役所芦部庁舎健康保険課
  • 島原市地域包括支援センター
  • 長崎県壱岐病院
  • 南島原市地域包括支援センター
  • 松浦市地域包括支援センター
  • 五島市地域包括支援センター

事業企画委員会

本事業の充実を図る観点から、平成25年度より「地域包括ケア調査研究事業企画委員会」を設置しております。
保健医療分野と福祉分野との連携システム構築について、長崎県内の連携状況と課題把握のため、センター職員の他に、他大学関係者、本学を卒業し、医療や福祉現場で活躍する社会福祉士資格を有する医療ソーシャルワーカーや地域包括支援センターの社会福祉士などに参加いただき、調査研究計画の企画等を行っています。

委員会は第2・4月曜日に定例的に開催され、本学の卒業生や学部生も参加しています。

研究報告(学会活動等)

2021(令和3)年度

第53回日本医学教育学会大会 発表(2021年7月30日・31日)

2019(令和元)年度

2018(平成30)年度

2017(平成29)年度

2016(平成28)年度

平成25年度 全国調査結果『純心現代福祉研究(第21号)』掲載(2017年3月発行)
『純心人文研究(第23号)』掲載(2017年2月発行)
日本社会福祉学会第64回秋季大会 発表(2016年9月11日)

2015(平成27)年度

2014(平成26)年度

共修

NICEキャンパス長崎

長崎大学と長崎純心大学が連携して共修科目である「NICEキャンパス長崎」の科目を15コマ設定することによって、学生時よりキャリアデザインについて他職種の学生と共に学ぶことにより、互いをよく理解、尊重し、職種を越えて価値観を共有できる人材の育成を目指しています。

本科目は、地域や世界の最前線の現場で活躍する先輩方を中心に、多方面からの講義を聞き、Visionをもつ大切さ・キャリアデザイン・ワークライフバランスについて考える講義です。

科目名 長崎純心大学
受講者数
平成26年度 「地域から世界へ輝く女性たちとそのサポート」 26名
平成27年度 「地域から世界へ輝く女性たちとそのサポート」Season2 47名
平成28年度 「目指せ!プロフェッショナル~visionを持って自らのキャリアデザインを描いてみよう~」Season3 40名
平成29年度 「目指せ!プロフェッショナル~visionを持って自らのキャリアデザインを描いてみよう~」Season4 36名

長崎地域医療セミナー

第2回長崎地域医療セミナー in GOTO

  • 開催日:2014年8月22日(金)~24日(日)
  • 会場:五島市富江町 宿泊施設「としまる」及び「五島市富江支所ホール」
第1日目(8/22)
11:45~12:30 五島市表敬訪問
13:20~15:30 開会挨拶・セミナー趣旨説明等
講義①「二次離島での医療について」
実習①「伊福貴診療所実習」
五島市伊福貴診療所 中野 文耕
16:00~16:45 実習②「黄島出張診療所実習」
五島市黄島出張診療所 北川 郁子
17:30~19:30 ウエルカムレセプション
第2日目(8/23)
09:00~09:15 講義②「地域医療学入門」
長崎大学離島・へき地医療学講座 小屋松 淳
09:15~10:20 講義③「あなたと家庭医療」
徳洲会グループ 家庭医療部 佐野 潔
10:30~12:00 ワークショップ①「地域で必要とされる包括ケアとは~医療・保健・福祉の連携~」
ディスカッション
13:00~14:50 実習③「救急現場での対応」
長崎大学 山下 和範
15:00~16:30 講義④特別講演「命を受けとめるまちづくり~在宅ホスピスのススメ~」
講師 にのさかクリニック ニノ坂 保喜
座長 長崎大学 地域医療学分野 前田 隆浩
16:30~17:00 ワークショップ②発表準備
18:00~20:00 懇親会
第3日目(8/23)
09:00~10:00 講義⑤「地域包括ケアとは」
長崎純心大学 医療・福祉連携センター 潮谷 有二
10:00~11:30 ワークショップ③プレゼンテーション
11:45~15:30 実習④「地域体験学習」

第3回長崎地域医療セミナー in GOTO

  • 開催日:2015年8月21日(金)~23日(日)
  • 会場:五島市富江町「さんさん富江キャンプ村」及び「富江町公民館」
第1日目(8/21)
12:00~13:00 開会挨拶及びセミナー趣旨説明等
13:00~13:30 五島市表敬訪問
13:30~17:30 講義①「各医療機関および施設について」
実習①島内医療機関等実習(7コース)

  1. 長崎県五島中央病院-老人保健施設リハビリセンターふくえ
  2. 久賀診療所-ひさかデイサービスセンター
  3. 伊福貴診療所
  4. 山内診療所
  5. 聖マリア病院-特別養護老人ホームマリアの園
  6. 長崎県奈留医療センター-なるの里
  7. 長崎県富江病院-特別養護老人ホーム只狩荘
第2日目(8/22)
09:00~09:15 講義②「地域医療学入門」
長崎大学離島・へき地医療学講座 助教 小屋松 淳
09:15~10:20 講義③「五島の家庭医療、NEXTジェネレーション!」
徳州会グループ 家庭医療部 センター長 佐野 潔
10:30~11:00 講義④「長崎大学 へき地病院再生支援・教育機構」
准教授 中桶 了太
11:00~12:00 講義⑤
上智大学 総合人間学部 教授 栃本 一三郎
13:00~14:30 講義⑥・実習②「救急現場での対応」
長崎大学病院 救急救命センター 准教授 山下 和範
14:45~15:15 講義⑦「離島医療を担うためのキャリア形成」
長崎県上五島病院 院長 八坂 貴宏
15:30~16:30 講義⑧「地域住民の持つパワーとは~限界集落の調査研究を踏まえて~」
武蔵野大学 人間学部 准教授 渡辺 裕一
18:30~20:00 懇親会
第3日目(8/23)
09:00~09:30 ワークショップ 事例検討
09:00~10:30 ワークショップ 発表(前半)
10:45~12:00 ワークショップ 発表(後半)
12:15~12:30 総括・アンケート記入
12:30~16:00 地域体験学習

第4回長崎地域医療セミナー in GOTO

  • 2016年8月19日(金)~21日(日)
  • 会場:五島市富江町「さんさん富江キャンプ村」及び「富江町公民館」
第1日目(8/19)
11:30~12:00 五島市表敬訪問
開会挨拶及びセミナー趣旨説明等
12:30~17:30 講義①各医療機関および施設について
実習①島内医療機関等実習(7コース)

  1. 五島市長寿介護課-福江産婦人科
  2. 五島中央病院
  3. 聖マリア病院-特別養護老人ホームマリアの園
  4. 奈留医療センター
  5. 久賀診療所
  6. 伊福貴診療所
18:00~20:00 ウエルカムレセプション
第2日目(8/20)
09:00~09:15 ワークショップ「多職種連携の必要性を知ろう」
学生実行委員会
09:15~10:15 講義②(TBA)
徳州会グループ 家庭医療部 佐野 潔
10:15~11:00 ワークショップ 事例検討
11:00~11:30 講義③「五島市の母子保健の現状について」
五島市健康政策課 二里 温子
11:30~12:00 ワークショップ 事例検討
13:00~14:00 講義④・実習② 「救急現場での医療 BLSとAED G2015より」
長崎大学 山下 和範
14:00~14:30 ワークショップ 事例検討
14:30~15:30 講義⑤「五島市における地域包括支援センターの役割」
五島市長寿介護課 山田 真由
15:30~16:00 ワークショップ 事例検討
16:00~16:30 講義⑥(TBA)
井上内科小児科医院 井上 効子
18:30~20:00 懇親会
第3日目(8/21)
09:00~09:30 ワークショップ 事例検討
09:00~10:30 ワークショップ 発表(前半)
10:45~12:00 ワークショップ 発表(後半)
12:15~12:30 総括・アンケート記入
12:30~16:00 地域体験学習

共修科目

学習背景の異なる大学及び学科とが医療系、福祉系という枠を超えて共修することを通して、将来の医療職と福祉職との多職種連携に繋がる資質を養うことを目的として、平成27年度後期より長崎大学医学部との共修授業を実施します。
長崎純心大学と長崎大学医学部の履修生は、長崎大学文教キャンパスと長崎純心大学地域連携センター(長崎市扇町) をインターネットで結んだ遠隔授業の中で、共に机を並べ、学び合います。

地域包括ケア論

超高齢社会を迎える中、医療と介護を一体的に提供する地域包括ケアシステムの構築が喫緊の課題となっています。 また、地域包括ケアを進める上で、近年、多職種連携による支援の展開が求められている状況の中で、多職種連携ができる資質を学部教育の段階で養うことは、今後、地域包括ケアシステムの構築において必要不可欠であると考えられます。
そこで、本授業では、地域包括ケアシステムの理解はもとより、長崎大学医学部生との共修を通じて多職種連携に必要な資質を実践的に学ぶことを目的としています。

平成29年度「地域包括ケア論」授業計画 (全15回)
タイトル 講師
1 地域包括ケア論概論 長崎純心大学医療・福祉連携センター長 潮谷 有二
2 地域におけるケアシステムの現状と課題(1)
〜地域包括ケアシステムを支える地域包括支援センターの役割〜
長崎市福祉部福祉総務課 保健師(前 福祉部理事) 吉峯悦子
3 地域におけるケアシステムの現状と課題(2)
〜長崎県における地域包括ケアシステム構築に向けて〜
長崎県長寿社会課地域包括ケア推進班 作業療法士 田島玲悟
4 地域におけるケアシステムの現状と課題(3)
〜大村市における地域支援事業の推進〜
大村市福祉保健部長寿介護課 参事(兼 大村市地域包括支援センター長) 前川靖彦
5 地域におけるケアシステムの現状と課題(4)
〜急性期退院カンファレンスと多職種連携~
長崎みなとメディカルセンター市民病院 医療ソーシャルワーカー(社会福祉士) 宮川 江利
6 地域におけるケアシステムの現状と課題(5)
〜回復期退院カンファレンスと多職種連携〜
社会医療法人春回会 長崎北病院 医療ソーシャルワーカー(社会福祉士) 井上加奈子
7 オリエンテーショ及び地域包括ケア論特別講義 長崎純心大学医療・福祉連携センター  潮谷有二、宮野澄男、奥村 あすか、吉田 麻衣、森万記
8 講義及びワークショップ①(事例検討)
〜ディスカッション〜
長崎純心大学医療・福祉連携センター 潮谷有二、宮野澄男、奥村あすか、吉田麻衣、森万記
長崎大学地域包括ケア教育センター 永田 康浩、関係教職員
長崎大学医学部保健学科 井口茂、関係教職員
9 講義及びワークショップ②(事例検討)
〜発表準備(グループ別)〜
10 ワークショップ③(医療・保健・福祉の連携)
〜プレゼンテーション(各教室別)〜
11 ワークショップ④(医療・保健・福祉の連携)
〜プレゼンテーション(優秀グループによる)〜
12 医療と介護・福祉サービスにおける多職種連携
〜地域・チームで高齢者等を支える仕組み〜
長崎大学地域包括ケア教育センター長 永田康浩
13 地域ケア会議の開催(1)
〜地域課題の共有、社会資源開発、政策形成〜
佐々町地域包括支援センター 課長補佐 江田佳子
14 地域ケア会議の開催(2)
〜多種な職種や機関等との連携協働〜
島原市地域包括支援センター 所長 辻敏子
15 地域包括ケア論総括 長崎純心大学医療・福祉連携センター長 潮谷有二

講演会・シンポジウム

学生・卒業生の声

活動歴