アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)
長崎純心大学は、キリスト教ヒューマニズムに基づき「知恵のみちを歩み 人と世界に奉仕する」を教育研究の指針としています。学力は、豊かな人間性がそなわって知恵となり、人と世界に役立つとき、真の力となるからです。この指針のもと、本学人文学部は、言語文化情報学科、福祉・心理学科、こども教育保育学科によって構成されています。
各分野において高い専門性を有し、人と世界に奉仕できる人間を育成することを使命とする長崎純心大学は、学位授与方針及び教育課程の編成・実施方針を踏まえ、高等学校までに修得すべき基本的言語運用能力を身につけた以下のような入学生の受け入れを目指しています。
言語文化情報学科
※2024年度 文化コミュニケーション学科から名称変更
- 私たちがこれまでに築いてきた歴史や文化、文学、芸術、思想などを、広々とした視野のもとにおき、自分の頭で考え自分の言葉で語り、よりよい社会を作ろうと願う人
- 英語をはじめとする外国語、およびICT を活用した人間のコミュニケーションに関心を持ち、自分の視野を拡げ、異なる文化を生きる人々とともに、世界の諸問題に取り組もうと考える人
- 文化理解とコミュニケーション能力を生かし、卒業後はビジネス、情報通信、教育、文化事業、社会貢献などの分野で、国内外において活躍したいと望む人
福祉・心理学科
※2024年度 地域包括支援学科から名称変更
- 人間や社会に関する理解を深めたいという意欲を持ち、大学での学びを通して自らを成長させようとする意識を持つ人
- 地域社会やそこに暮らす人々の多様性に対する関心を有し、すべての人々の幸福や心の健康の保持増進に貢献するため、自ら主体的に、そして多様な人々とも協働して学ぼうとする態度と学習意欲を持つ人
- 人間理解や対人援助に係る知識と技術を身につけ、それらの習得した技能を生かして、様々な場で広く地域社会に貢献すること、あるいは、社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士、公認心理師の国家資格取得を目指し、専門的な支援を通して、地域社会に貢献する志を持つ人
こども教育保育学科
- 保育、教育、児童福祉に関する問題意識を持ち、理論的、実践的に自ら学び続け、子どもに係わる種々の課題解決のために力を尽くそうとする人
- 豊かなコミュニケーション力を持ち、さらに自らの感性と表現力を高めようとする意欲を持つ人
- 学んだ知識と技能を生かし、保育士・幼稚園教諭・小学校教諭などの子どもと関わる仕事に就き、社会に貢献しようとする人
大学院
本研究科は、設置の目的と学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に基づき、次のような学生を受け入れます。
【博士前期課程】
- 専攻する各研究分野について強い志向性と創造力のある人
- 研究を遂行する上での基礎的学力を有する人
- 外国人留学生の場合、研究等に必要な日本語能力を有する人
上記の人材を選抜するため本課程の入学試験では、提出された書類の審査及び個人面接による口頭試問を行います。さらに、臨床心理学分野においては、公認心理師として社会に貢献するために必要な心理学についての学部レベルの学力及び英語力を有する人を選抜するため、口頭試問に加え筆記試験を課します。
また、入学者選抜の基本方針として、複数の受験機会や多様な学生を評価できる入試を提供します。
【博士後期課程】
- 専攻する各研究分野に関する十分な学術専門知識を有する人
- 学術研究能力があると認められる人
- 外国人留学生の場合、研究等に必要な日本語能力を有する人
上記の人材を選抜するため本課程の入学試験では、提出された書類の審査及び個人面接による口頭試問を行います。口頭試問においては修士論文等や研究計画書を基にした質疑応答を通して、学術専門知識、学術研究能力、総合的思考力を判断します。