吉本 知江子
精神保健福祉士の役割について関心を持ち研究を行っています。
近年では、精神保健福祉士に対し、従来までの社会復帰の促進に加えて、国民の精神保健の向上に資する予防・普及啓発をはじめとする様々な新しい役割も求められていると考えられます。
このような状況を踏まえつつ、講義や実習を通して、精神保健福祉士に求められている具体的な役割について学生の皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。
基本情報
- 職位・所属
- 准教授
人文学部 福祉・心理学科/地域包括支援学科 - 学位
- 修士(福祉)[長崎純心大学大学院人間文化研究科博士前期課程修了 2011年3月]
- 専門分野
- 精神保健福祉
- 研究テーマ
- 精神保健福祉士の役割に関する研究
担当科目
学部
- 精神保健福祉の理論と相談援助の展開Ⅰ
- 精神保健福祉援助実習指導Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ
- 精神保健福祉相談援助の基盤(専門)
- 精神保健福祉援助演習(専門)Ⅰ・Ⅱ
- 精神障害者の生活支援システム
- 障害者に対する支援と障害者自立支援制度
- 相談援助演習Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ
- 相談援助実習
- 相談援助実習指導Ⅱ・Ⅲ
- 地域包括支援論A
- 地域包括支援実習指導Ⅰ・Ⅱ
- 専攻演習Ⅰa・Ⅰb・Ⅱa・Ⅱb
- 卒業論文
主な研究業績
年月 | 著書・学術論文名他 | 掲載誌名又は学会名 |
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2012年1月 | 精神保健福祉と精神保健福祉士を取り巻く課題(共著) | 純心人文研究第18号 |
2012年3月 | 精神保健福祉士の役割に関する一研究 :政策過程に関する公文書のテキストマイニングによる分析の試み(共著) |
純心現代福祉研究第16号 |
2013年7月 | 相談援助実習指導Ⅰにおけるコミュニケーション・シートの活用による学生アセスメントの試み :事前指導における学生理解について(共著) |
純心現代福祉研究第17号 |
2014年8月 | 社会福祉士養成における相談援助演習の教育内容と展開方法 :先行研究の整理と長崎純心大学の教育実践の振り返りから(共著) |
純心現代福祉研究第18号 |
2015年2月 | 相談援助演習の展開における地域福祉の理解 :フォーカス・グループインタビューによる実態把握(共著) |
純心人文研究第21号 |
2015年9月 | 相談援助演習の教育活動実践における学生の理解に関する研究(共著) | 純心現代福祉研究第19号 |
2016年2月 | 相談援助演習の地域福祉実践における学生変化・教育評価に関する研究 :社会福祉法人みのり会と十人町一の組自治会の防災避難訓練の参加を通して(共著) |
純心人文研究第22号 |
2016年2月 | 相談援助演習と相談援助実習指導及び相談援助実習の連動のための教育プログラムに関する基礎的研究(共著) | 純心人文研究第22号 |
2016年9月 | 精神保健福祉士の役割に関する一研究 :社会学の諸理論を援用した操作的定義の試み(共著) |
純心現代福祉研究第20号 |
2018年1月 | 改正労働安全衛生法に基づくストレスチェック制度に関する一研究:国会会議録の分析を通して(共著) | 純心現代福祉研究第22号 |
2018年1月 | 福祉専門職養成における実習教育と実習先への就職意向に関する研究(共著) | 純心現代福祉研究第22号 |
2019年1月 | 精神保健福祉援助実習における教育効果に関する一研究:新カリキュラム施行後の実習報告書に着目して(単著) | 純心現代福祉研究第23号 |
社会における活動
- ふれあいネットワーク・ピア 理事 (2014年6月~)
所属学会
- 日本社会福祉学会
- 日本精神保健福祉学会