滝澤 修身

私は、長年スペインで暮らしました。この間、16・17世紀に日本に到来したイエズス会士や托鉢修道会士の研究行いました。スペイン、ポルトガル、イタリアの諸古文書館や修道院には宣教師たちが書き残した多くの書簡や本が現存しています。これらの史料には、長崎に関するもの数多くありました。またスペイン諸大学で、教鞭をとり、スペイン人の大学生たちと日本史、日本文化などの学習もしてきました。長崎学や歴史や文化に興味のある学生は、一緒に学びましょう。


基本情報

職位・所属
教授
人文学部 言語文化情報学科/文化コミュニケーション学科
学位
歴史学博士[マドリッド・コンプルテンセ大学 2007年2月]
専門分野
長崎学、日本文化、ヨーロッパ史
研究テーマ
長崎とキリシタン文化
キリシタン時代のイエズス会
托鉢修道会の日本宣教史

担当科目

学部

  • 外国史
  • ヨーロッパ文化論B
  • 長崎文化交流史
  • 日本文化史
  • 日本の思想
  • スペイン語演習Ⅰ・Ⅱ
  • 文化研究入門Ⅱ
  • 文献講読基礎a
  • 文献講読演習a・b
  • フレッシュマン・セミナーA(長崎に生きる)
  • 専攻演習Ⅰa・Ⅰb・Ⅱ
  • 卒業論文

大学院

  • 比較文化史特論
  • 比較文化特別研究演習

主な研究業績

年月 著書・学術論文名他 掲載誌名又は学会名
2019年1月 スペイン語・単著『長崎教会史とキリシタンの日常生活』 ルニカ出版局
2018年7月 スペイン語・単著『サムライの国・日本におけるイエズス会士』 デジタル・リーズン出版社
2010年11月 スペイン語著書『16世紀・17世紀における日本におけるイエズス会士の歴史』 アルカラ・デ・エナレス大学出版局
2008年5月 スペイン語論文「伊達正宗使節団ローマへの旅(1613-1620)」 スペイン王立歴史学アカデミー紀要
2009年11月 スペイン語論文「日本人使節団ローマへの旅(1582-1590)スペインの残存史料からの分析」 スペイン王立歴史学アカデミー紀要
2010年5月 スペイン語論文「日本キリスト教布教に於ける中世の精神の連続性-布教政策に関する考察-」 スペイン最高学術審議会(C. S. I. C.)紀『イスパニア・サクラ』
2010年4月 スペイン語論文「日本人の宗教観-ルイス・フロイスの書物を通じて- スペイン王立歴史学アカデミー紀要

社会における活動

  • 前国際日本文化研究センター客員教授

所属学会

  • アルカラ・デ・エナレス大学文学部研究学会『フロンテラ』
  • キリシタン文化研究会(日本)